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高脂血症についてご紹介します!
高脂血症とは、血中の脂質の値が、必要量よりも異常に多い
状態を、指します。
いわゆる、中性脂肪値も、コレステロール値も、共に高い状態を、
高脂血症と言い、この状態が続くと、狭心症、心筋梗塞などの心臓病
に、かかる危険性が高くなります。
高脂血症は、生活習慣の変化に伴い、現在では、とても増加した
疾患の一つで、この10年間で、高脂血症患者は2倍以上にも、増えて
いると、言われています。
高脂血症は、殆ど自覚症状が無く、従って、痛くもかゆくも
ありません。
しかし、この病気の最大の怖さは、心臓病や脳卒中を起こす、
動脈硬化を進行させてしまう点にあります。
この様に、怖い病気の一つですから、しっかりと、予防する事が
大事です。
☆高脂血症と脂質異常症
高脂血症は、高コレステロール血症と、動脈硬化との関係が、
明確になったことや、諸外国の記載と統一するため、従来の
高脂血症から、脂質異常症に、名称が2007年に変更になりました。
然し、現実的には、脂質異常症よりも、高脂血症の方が用いられる
割合が高い為に、当サイトでは、高脂血症と言う名称を使っています。
高脂血症と、脂質異常症の持つ意味は殆ど同じですが、2007年の
改正において、幾つかの点が変更になっています。
主な変更点は以下の通りです。
@名称変更(高脂血症→脂質異常症)
A診断基準として総コレステロール値を除き、
LDLコレステロール値を重視
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