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性差医療に関する情報をご紹介します!
性差医療とは、体に違いがある男女では、病気に対する予防方法や
治療法も異なると言う考え方に基づいた医療です。
性差医療は、アメリカの医師が、提唱した考え方に基ずく医療理論で、
現在は、日本国内においても、性差医療の観点に基づいた女性外来
を設けている医療機関も出現しています。
性差医療とは、比較的新しく提唱された考え方で、以前は、男女差に
よる医療の違いは、指摘されておらず、そのため、今迄の医療実験
での被被験者は、男性が多く、女性は、医学的に小さな女性と言う
位置づけでした。
そのため、男女の性の違いによる病気の発症率や、性別による
かかり易い疾患などの考え方は、殆ど無視されていました。
然し、骨粗しょう症や脳梗塞のように、明らかに男女差で発症率が
異なる疾患が増えて来ている事もあり、アメリカの医師が、女性も
臨床実験を行うべきと提唱した結果、男女の性別によりかかり易い
病気や、症状に違いがある事が判明し、性差医療として新しい分野の
治療法や研究が進められています。
性差医療では、男女の病気の主な原因とされるのが、遺伝子(DNA)
や体の構造、女性ホルモンの疾患に対する影響度です。
男性と女性では、もって生まれた遺伝子が違いますが、この遺伝子の
影響により、女性の方が、男性より免疫力が弱いといわれています。
そのため、風邪は、男性の方が、女性よりひき易く、同様にガンと言う
病気の発症率も、圧倒的に男性の方が多いとされています。
それとは逆に、女性には、免疫力が強い為に、花粉症などのアレ
ルギー疾患は、男性より1、6倍も多いとされています。また、女性に
多い、冷え症なども、女性が男性よりも筋肉量が元々少ないと言う
身体の構造の違いから来ています。
筋肉が少ないと、産熱力が低下する為、冷え症になる確率が高まる
わけです。
また、女性ホルモンと病気の関係は、主に更年期以降の女性の
健康に大きく影響を及ぼします。実は、女性ホルモンは女性を病気
から守る為に、様々な働きをしています。
女性の場合は、思春期までは病気に対して、遺伝子の影響が
非常に強いですが、思春期以降は女性ホルモンが大きく影響します。
その中でも、女性ホルモンに含まれるエストロゲンと言う物質が、
多くの病気から女性を守っています。しかし、生理が止まった閉経後
は、女性ホルモンが分泌されなくなります。
そのため、エストロゲンも、分泌され無い為、男性に多いとされていた
心筋梗塞等の、血管のつまりが原因となる疾患も、65歳から年を
重ねる毎に、男女での発症率に、違いが少なくなり、75歳位では、
ほぼ同じになると言われています。
エストロゲンは、血管が硬くなるのを防いだり、血管を広げたりする
働きがあります。そのため動脈硬化などの、血管の詰りに関係します
し、動脈硬化が、心筋梗塞や脳梗塞等の疾患の、大きな原因です。
また、骨粗しょう症も、女性ホルモンが少なくなる事により、発症しや
すくなります。
エストロゲンなどの、女性ホルモンの働きを低下させる大きな原因に
喫煙があります。喫煙は男女に関係なく、健康に取っては最悪なもの
の一つですが、エストロゲンの働きを、タバコが低下させる事により、
様々な健康被害を生み出します。
男性は元々、エストロゲンの作用が無い為、影響が少ないが、女性
には影響が出ます。また、タバコは女性の健康を害するだけでなく、
閉経の時期を早めますし、妊娠中は、赤ちゃんが小さく生まれたり、
乳児の突然死が多い原因ともなります。
この様に性差医療では、男女差により影響を受ける病気が、異なると
されていて、男女差が多い病気の特徴は、男性は、ガンなどの死に
直結する病気が多く、女性は、更年期以降の女性ホルモンの影響に
よる疾患が多いといわれています。
男性と女性に多い疾患は、下記の通りです。
男性に多い病気 脳血管障害(2倍) 胃がん(2)十二指腸潰瘍(2)
尿路結石(2)
女性に多い病気 偏頭痛(2) 認知症(アルツハイマーなど)(2)
関節リウマチ(3,5) 貧血(6)
※(()内の数字はそれぞれの性別による発症率の高さ)
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